今回ご紹介する着物買取店は、『買取Piece』です。
サービスの特徴や口コミでの評判などについて、詳しく解説します。
※ 買取Pieceは現在サービスを停止しております。
『買取Piece』の基本情報
- 関東エリアで出張買取に対応、LINE査定もOK
- 着物買取のプロが、着物・帯・和装小物を幅広く査定
- 古銭・切手・貴金属なども買取対象
買取方法 | 出張 | 店頭(持込) | 宅配 | その他 |
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◯ | ー | ー | 遺品整理・LINE査定 | |
買取エリア | 出張 | 店頭(持込) | 宅配 | その他 |
関東圏 | ー | ー | ー | |
買取額の支払い方 | 出張 | 店頭(持込) | 宅配 | その他 |
その場で現金払い | ー | ー | ー | |
手数料 |
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営業時間 |
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買取対象 | 着物、帯、和装小物、サンゴ、絵画、掛け軸、中国骨董品など | |||
未成年からの買取 | 20歳未満:保護者の同意書または保護者の同伴が必要 | |||
運営会社 | 合同会社TWO LOOP |
『買取Piece』は、2019年6月に設立されたばかりの買取サービスです。
着物買取では、着物専門の査定スタッフが出張をしてくれるので、専門性に安心できますね。また、古い着物や、シミのついた着物も査定してもらうことができます。
また、『買取Piece』では、切手や古銭、貴金属、骨董品なども査定対象に含まれています。
公式サイトでは、出張買取・持込買取・宅配買取の3つに対応している旨が記されていますが、当サイトが『買取Piece』に問い合わせをしたところ、2020年9月現在、買取方法は出張買取のみとなっていることが分かりました。
出張エリアは関東の東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県が中心となっています。
なお、『買取Piece』では、出張の際に遺品整理も対応可能となっています。また、買取を申し込む前に大体の査定額を知っておきたい場合は、LINE査定を利用することもできます。
『買取Piece』の特徴
続いて、『買取Piece』の特徴を詳しくご紹介します。
着物専門のスタッフがあらゆる和装品を査定
『買取Piece』の着物買取では、着物の専門スタッフが査定をしてくれます。
また、査定NGとなっている品目は特に注記されておらず、古い着物やシミのついた着物も査定可能となっています。
買取品目も、着物・帯・和装小物など、あらゆる和装品が買取対象になっています。
関東で出張買取に対応
着物買取の方法には、主に「出張買取」「持込買取」「宅配買取」の3つがあります。
- 出張買取:あなたの自宅に査定スタッフが来て査定をする方法
- 持込買取(店頭買取):店舗に品を持ち込み、査定してもらう方法
- 宅配買取:宅配で品を送り、査定してもらう方法
『買取Piece』では、これらのうち「出張買取」に対応しています。
買取エリアは関東の東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・群馬県・茨城県が中心となっているため、気をつけましょう。
公式サイトには店頭買取や宅配買取の案内も記載されていますが、当サイトが『買取Piece』に問い合わせたところ、2020年9月現在、出張買取のみを実施中ということでした。
なお、『買取Piece』では遺品整理も対応可能となっています。通常の買取だけでなく遺品整理もお願いしたい場合は、申込時にスタッフに伝えてみましょう。
また、多くの買取店と同じく、買取にかかる手数料は0円となっています。出張料や査定料、キャンセル料はかかりません。
LINEでの査定に対応
LINE査定とは、査定品の画像を送るだけで、大体の査定額を知ることができるサービスです。
まず、買取Pieceの公式LINEを検索のうえ、「友だち」に登録します。トーク画面を開き、査定したもらいたい着物の画像を送って、LINE査定をお願いしたい旨のメッセージを添えましょう。
なお、LINE査定は、あくまでも「おおよその査定金額を、事前に知るための方法」です。このため、査定額に満足できたら、あらためて出張買取に申込を行う必要がありますから、注意しましょう。
『買取Piece』のLINE査定では、内容によっては査定の判断ができない場合もあります。
切手や骨董品なども買取
『買取Piece』では、着物だけでなく、様々な品を買い取っています。
- 切手
- 古銭
- 食器
- 骨董品
- ブランド品
- 宝石・貴金属
- 時計
- 毛皮
- 洋酒・古酒
着物と一緒に、上記のような様々なものをまとめて売ることができるのです。
『買取Piece』の申込方法
『買取Piece』の出張買取では、事前の申込が必要です。申込方法は、申込フォームから行いましょう。
公式サイトのページ下部に、「ご相談・お申込みフォーム」という場所があります。
こちらに、必要事項を記入して送信しましょう。
- ★名前
- ★フリガナ
- ★メールアドレス
- ★電話番号
- 住所
- ★問い合わせ詳細
★のついている項目は、記入必須となっています。
記入が完了したら、「確認画面へ」という青いボタンをタップ(またはクリック)します。内容に問題なければ送信し、申込を完了させましょう。
『買取Piece』の買取に必要なもの
『買取Piece』の出張買取では、下記のものが必要になります。
- 査定をしてもらう着物
- 本人確認書類
必要なもの①査定をしてもらう着物
『買取Piece』では、以下のような着物が買取対象です。
- 黒留袖
- 色留袖
- 振袖
- 訪問着
- 付け下げ
- 色無地
- 小紋
また、帯や和装小物も買取対象です。
- 留帯
- 袋帯
- 名古屋帯
- 半幅帯
- 帯留め
- バッグ
- かんざし・扇子などの和装小物
さらに、『買取Piece』の買取対象は着物関連品の他にも、切手や古銭、貴金属など多岐にわたります。
このため、「着物」というジャンルにこだわらず、査定に出したいものはまとめて査定に出すことができます。
必要なもの②本人確認書類
買取にあたり、必ず「本人確認書類」が必要です。出張買取当日、査定スタッフに書類を見せることになります。
『買取Piece』では、運転免許証、保険証、パスポート、住民票などが「本人確認書類」に当てはまります。
『買取Piece』の利用手順
『買取Piece』の特徴・申込方法・必要なものがわかったところで、続いて出張買取の利用手順を紹介します。
電話またはメール申込フォームで申込を行い、担当者と出張査定の日時を決定します。
また、『買取Piece』では、申込時に伝えていたもの以外の品を、当日追加で査定してもらうことも可能です。着物以外のものもまとめて売ることも可能ですから、当日までに、査定してもらうものを最終決定しておきましょう。
また、当日は「有効期限内の本人確認書類」が必要です。本人を証明するものだけでなく、もちろん当日は申込をした「あなた自身」も必要です!
査定結果に満足できたら、査定金額をその場で現金で受け取ることができます。
『買取Piece』で着物を高く売るコツ
せっかく『買取Piece』で査定に出すからには、できるだけ高い値段で買い取ってもらいたいですよね。
『買取Piece』の公式サイトでは、高額査定となりやすいポイントとして、以下4点を挙げています。
- 有名産地の着物
- 有名作家の着物
- 有名織元・染匠・呉服店
- アンティークの着物
他にも高額査定のために重要な点はたくさんありますから、上43つを中心に、他のポイントも詳細に解説します。
①有名産地の着物は高額査定のチャンス
由緒正しい産地で作られた着物は価値が高いため、買取額も高くなりやすい傾向があります。
具体的には、以下のような着物が有名産地のものとされています。
- 友禅
- 江戸小紋
- 絞り
- 紅型
- 大島紬
- 本塩沢
- 結城紬
- 読谷山花織
- 首里織
- 琉球絣
- 越後上布
- 小千谷紬
- 琉球紅型
- えぞ織
- 長井紬
- 牛首紬
- 伊那紬
- 天蚕紬
- 群上紬
- 大石紬
- 丹波布
- 出雲絣
- 久留米絣
- 綿さつま絣
- 八重山上布
- 宮古上布
- 芭蕉布
- 琉球紬
- 能登上布
- 読谷山花織
- 本場黄八丈
- 本場久米島紬
②有名作家・ブランドの着物は高額買取のチャンス
有名作家による着物や、有名ブランドの着物は、高額査定の可能性が高いです。
買取業界では、下記の作家ものも有名着物とされています。
- 平良敏子(たいら としこ)
- 森口華弘(もりぐち かこう)
- 大脇一心(おおわき いっしん)
- 由水十久 (ゆうすい とく)
- 久保田一竹 (くぼた いっちく)
- 北村武資 (きたむら たけし)
- 羽田登喜男 (はた ときお)
- 木村雨山 (きむら うざん)
- 喜多川平朗 (きたがわ へいろう)
- 小宮康孝 (こみや やすたか)
- 玉那覇有公 (たまなは ゆうこう)
- 柿本市郎 (かきもと いちろう)
- 上野為二 (うえの ためじ)
- 与那嶺貞 (よな みねさだ)
- 中村勝馬 (なかむら かつま)
- 古賀フミ (こが ふみ)
- 宗廣力山 (むねひろ りきざん)
- 山田貢 (やまだ みつぎ)
- 志村ふくみ (しむら ふくみ)
- 田島比呂子(たじま ひろし)
- 青木滋芳 (あおき しげよし)
- 川島甚兵衛 (かわしま じんべい)
- 伊達弥助 (だて やすけ)
- 北出与三郎 (きたで よざぶろう)
③アンティーク着物も高額査定のチャンス
『買取Piece』は、「アンティーク着物」に高い価値を見出し、積極的に買取をしています。
アンティーク着物とは、大正時代・明治時代に製造された着物を指します。
④保存状態に気をつけよう
あまりにも状態が悪い着物は、値段がつかない可能性が高いです。ですから、着物はできるだけ良い状態で保存をしておくことが重要です。
多くの買取業者は、たとう紙に包んで保管することを推奨しています。
「たとう紙」とは湿気を防ぐための紙で、「文庫紙」とも呼ばれます。100円均一ショップで購入できます。1年に1回ほど替えるのがベストです。
また、着物の生地は傷みやすいため、電気の光や日光が当たらず、かつ通気性の良い場所で保管しましょう。
以下の2点にも気をつけましょう。
- 着物が複数ある場合、シワ防止のため、重ねすぎないことが重要。
- 脱いだばかりの着物はハンガーにかけ、風通しをしましょう。
⑤絹製の着物は高額査定となりやすい
着物の素材は買取のうえで大きなポイントです。
絹製の着物は、高額査定となりやすいです。
一方で、化学繊維やウール製の着物は大量生産されており、希少性が低いため、値段がつきづらいとされています。
⑥未使用品や、「仕付け糸つき」はポイントが高い
「着物の保存状態が良ければ良いほど、買取額は高くなる」というポイントは、着物買取の基本です。
というのも、買い取られた着物は、基本的に、そのままの状態で再販されるからです。つまり、「問題なく再販できる程度に、綺麗な状態か」という点が重要なのです。ですから、未使用に近い着物は需要が高く、査定額も高くなるのです。
特に、仕付け糸が付いたままの着物を高額で買い取っています。
「仕付け糸」とは、着物の購入時に、袖口・襟口などに縫い付けられている糸のことです。
⑦丈の長さ・大きさも重要
丈が長く、サイズの大きい着物は、査定額がより高くなります。
買い取られた着物は、その後、再販されます。
昔の人に比べ、現代人の身長が高くなっているため、丈の高い着物の需要が高くなっています。ですから、丈の長さは、買取において重要なポイントなのです。
また、サイズの大きな着物は、小さいサイズに仕立て直して再販・レンタルできます。
したがって、「大は小を兼ねる」という観点でも、丈だけでなく、サイズ自体が大きい着物も、高額査定の可能性があります。
⑧セット品は揃えて査定に出す
まず、証紙がある場合は、着物と一緒に査定に出しましょう。
証紙とは、着物の品質や産地を証明する紙のことです。特に、有名産地・有名作家の着物は、証紙の有無によって査定金額が倍以上変わってしまう場合があります。
また、付属の小物や上着など、着物についていたものも合わせて査定に出すことで、価値が上がることがあります。
場合によっては、購入時の箱や収納袋など、付属品も揃えておくことが高額査定のポイントとなることもあるのです。
このように、セット品はできるだけ一緒に査定に出すことが大切です。
⑨有名呉服店での購入品は高額査定のチャンス
有名な呉服店で購入した着物は高額査定になる可能性がありますから、何か証明できるものがあれば、査定までに用意しておくといいでしょう。
たとえば、有名呉服店の「たとう紙」は、着物の価値の証明になる可能性があります。古くなってしまった「たとう紙」でも、刻印などがあるものは念のため残しておき、着物とセットで査定に出してみましょう。
買取Pieceでは、有名染元で染められた着物も、高額査定の対象になっています。
『買取Piece』の運営会社情報
ところで、『買取Piece』はどのような会社が運営しているのでしょうか。詳細を表にまとめました。
会社名 | 合同会社TWO LOOP(ツーループ) |
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所在地 | 神奈川県川崎市多摩区宿河原2丁目38-5-305 |
事業内容 | リユース事業・リサイクル事業・WEB事業 |
古物商許可番号 | 神奈川県公安委員会 第452540011993号 |
合同会社TWO LOOPは、2019年6月に設立された新しい会社です。
『買取Piece』のメリット・デメリット
メリット・デメリットをあらためて整理したうえで、“どんな人に『買取Piece』の着物買取が向いているのか?”という点を明らかにします。
メリット・デメリット
- 着物専門のスタッフがあらゆる和装品を査定
- 着物以外にも買取対象多数
- 遺品整理・LINE査定が可能
- 出張エリアが限られている
- 店頭買取・宅配買取に対応していない
- 比較的新しい買取店である
『買取Piece』では、着物専門のスタッフが、古い着物やシミのついた着物もふくめ、あらゆる品を査定しています。
また、着物以外にも、切手や古銭なども査定対象に含まれています。このため、『買取Piece』では、「着物の専門知識をもつ人に査定してもらいたい」「着物関連以外の品も売りたい」という2つの希望が叶うのです。
店頭買取や宅配買取は実施していないものの、「遺品整理やLINE査定が行われている」というメリットがあります。
なお、『買取Piece』の出張買取は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県が中心となっています。ですから、その他の地域にお住いの場合は『買取Piece』のサービスを利用することが困難です。
また、運営会社は2019年6月に設立されたばかりです。このため、「他の買取店と比べると、着物の買取実績が少ない」と考えられる点を留意しておきましょう。
『買取Piece』に向いている人、向いていない人
メリット・デメリットをふまえて、『買取Piece』に向いている人・あまり向いていない人を整理します。
- 関東地域に住んでいる
- 専門知識をもつスタッフに査定をしてもらいたい
- 着物以外の品もまとめて売りたい
- 関東以外の地域に住んでいる
- 店頭買取や宅配買取を利用したい
- 老舗の買取店がいい
『買取Piece』は、「着物の専門知識をもつ人に査定してもらいたい」と思う方と、「着物関連以外の品も売りたい」と思う方の両方に向いている買取店です。
査定対象品が多岐に渡る一方で、着物買取では専門の査定スタッフが対応してくれるからです。
また、「出張買取の際に、遺品整理も合わせて実施してもらいたい」という方や、「出張買取を本格的に申し込む前に、LINEで簡易的な査定を受けてみたい」という方にも、『買取Piece』がおすすめです。
2020年9月現在、『買取Piece』は出張買取のみを行なっており、店頭買取や宅配買取を実施していません。
このため、「出張エリア外に住んでいる」「自宅に査定スタッフを招くことに抵抗がある」「昼間に時間が取れないので、宅配での買取を利用したい」という方にとっては、『買取Piece』は向いていません。
また、査定実績が多数の買取店を希望する場合は、『買取Piece』よりも創業年の古い買取店を検討しましょう。
『買取Piece』の口コミ
まとめ
以上、この記事では『買取Piece』を紹介しました。
- 関東での出張買取を実施
- 着物専門のスタッフが査定
- 古い着物、シミのついた着物でも査定OK
- アンティーク着物を買取強化中
- 遺品整理も対応
- LINE査定も可能
- 着物以外にも様々な品目を買取
着物買取店選びに迷ったら、本サイト認定の優良出張買取店をおすすめします。
優良買取店の出張買取なら… |
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ここからは、本サイトの独自の評価基準で★3.5以上を獲得した出張買取店を19選紹介します。