着物を売るまでにどのような過程があるのか、初心者の方にとっては特にイメージしづらいですよね。
そこで、この記事では、着物買取の流れについて解説します。
結論：着物買取の流れは6ステップ
着物買取は、以下の6ステップで行われます。
- 売るものを決める
- 買取方法を選ぶ
- 買取店を選ぶ
- 査定の申込をする
- 査定を受ける
- 買取金額を受け取る
1つずつ見ていきましょう。
①売るものを決める
まず、着物買取で売るものを決めましょう。
着物買取で売ることができるのは、着物・帯・和装小物です。
なお、化学繊維のものや喪服など、需要の低いものは査定できない場合が多いです。
また、買取対象が広い買取店であれば、和装品に限らず、宝石や時計、ブランド品、骨董品など、様々な品目を幅広く買い取ってくれます。
②買取方法を選ぶ
着物の買取方法は、大きく分けて3つあります。
- 出張買取
自宅に査定スタッフが来る - 店頭買取(持込買取)
店舗を訪ねて査定を受ける - 宅配買取
宅配で品を送り、査定してもらう
買取方法の選び方は、下記のチャートを参考にしましょう。
③買取店を選ぶ
次に、利用する買取店を選びましょう。
買取店は、以下の2種類に分けることができます。
- 着物専門の買取店
（着物・和装品のみを買い取る) - 総合買取店
（着物だけでなく貴金属や骨董品なども買い取る）
なお、着物専門の買取店も、総合買取店も、対応している買取方法は異なります。
- 出張・店頭・宅配買取のすべてに対応
- 出張買取のみに対応
- 店頭買取のみに対応
- 宅配買取のみに対応
- 出張買取・店頭買取に対応
- 出張買取・宅配買取に対応…など
そのため、「何を売るか」「どの買取方法を選ぶか」を踏まえたうえで、買取店を選ぶことになります。
④査定の申込をする
買取店が決まったら、公式サイトの電話やメールから査定の申込をします。
- 出張買取の申込
申込時に出張査定の日時が決まります。 - 店頭買取の申込
申込不要となっている買取店もありますが、申込必須の買取店であれば、来店予約をします。 - 宅配買取の申込
申込時に宅配の出荷手順などについて説明があります。
⑤査定を受ける
申込が完了したら、いよいよ査定を受けることになります。
出張買取・店頭買取では、査定当日に目の前で査定を受けることができます。
宅配買取では、発送した査定品が買取店側に到着次第、査定が行われます。
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⑥査定金額を受け取る
査定が完了すると、査定金額が提示されます。
出張買取・店頭買取では、その場で査定金額が知らされます。金額に同意すれば成約となり、その場で現金で支払われます。
宅配買取の場合は、査定結果が電話やメールで知らされます。金額に同意すれば成約となり、数日以内に銀行で振り込まれます。
提示された金額に満足できなかった場合は、無理に成約をする必要はありませんから、その場でキャンセルをしましょう。
その際、査定料やキャンセル料が請求されることはありません。
※ ただし、宅配買取で返送を希望する場合、返送料は本人負担となることが多いです。
まとめ
以上、この記事では着物買取の流れについて解説しました。
最後に、着物買取の6ステップをおさらいしましょう。
- 売るものを決める
- 買取方法を選ぶ
- 買取店を選ぶ
- 査定の申込をする
- 査定を受ける
- 買取金額を受け取る
流れを理解できていると、着物を売るうえでの漠然とした不安が小さくなります。
『着物買取の極』では、着物買取の基礎知識について、他にもさまざまな情報を発信しています。
事前に知識を深め、疑問を解消していきましょう。
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