着物を売るうえでは、よくわからないこと、不安に感じることが多いですよね。
そこで、この記事では、着物買取に関してよくある疑問に回答していきます。
7つのテーマに分けて、各テーマでよくあるQ&Aを紹介します。
手数料に関するQ&A
はい。
ほとんどの買取店で、以下のような手数料はすべて無料となっています。
● 査定料
● 出張料
● キャンセル料
● 振込手数料
● 宅配買取の送料
ただし、宅配買取の「返送料」は本人負担となる場合が多いため、注意が必要です。
買取に必要なものに関するQ&A
「査定してもらいたい品」と「有効期限内の本人確認書類」の2つです。
なお、宅配買取の場合は、これら2つに加えて、買取店が指定する申込書や依頼書も必要です。
古物営業法という法律で、買取では本人確認が必須と定められているからです。
はい。
古物営業法で決められているため、リピーターであっても毎回、本人確認書類が必要です。
査定に関するQ&A
着物買取全般の利用条件
はい。
大手の買取店であれば、どの買取方法を選んでも、「1点〜査定OK」となっているところが多いです。
しかし、買取店によっては「◯点以上でないと買取不可」などの条件があるところもあります。
いいえ。査定を受けることができるのは成人からとなっています。
この成人の定義は買取店によって少しずつ異なり、20歳以上としているところと、18歳以上としているところに分かれます。
なお、未成年でも、保護者の同意書があれば査定を受けることができるとしている買取店もあります。
査定対象
はい。
着物だけでなく、帯や和装小物も買い取ってもらうことができます。
和装小物の例として、帯留、帯締め、かんざしなどが挙げられます。
はい。
ほとんどの買取店で、男性用の着物も買い取られています。
ただし、「男性着物が買取可能かどうか」を明記していない買取店も多いです。その場合は、申込・利用前に買取店に確認をすると安心です。
はい。
査定のプロが見れば、少額であっても値段がついたり、逆に予想以上に高い値段がついたりする可能性もあります。
まずは査定に出してみましょう。
買取店に問い合わせをし、査定してもらえそうかを確認しましょう。
はい。
値段がつかないこともありますが、状態が悪い着物も買取可能になる場合も多いですから、諦めずに査定を受けてみましょう。
はい。古い着物であっても、査定・買取が可能です。
明治〜昭和初期のかなり古い着物・帯であっても、「アンティーク着物・アンティーク帯」として評価され、状態が良ければ高額で買い取られる可能性があります。
ただし、年代に関わらず、あまりにも生地の状態が悪い場合は値段がつきづらいですから、気をつけましょう。
はい。
着物に付属していた品(証紙や箱、小物)があったほうが査定額は高いですが、これらの付属品がなかったとしても、買い取ってもらうことが可能です。
査定金額
以下のような観点で査定が行われています。
● 絹製であるかどうか
● 有名な産地・作家の着物であるかどうか
● 生地の状態が良いかどうか
● 丈・サイズが大きいかどうか
● 証紙や付属品などが揃っているか
詳しくは、こちらをチェックしましょう。
買取店の査定スタッフが実際に見てみなければ、わかりません。
生地の状態と、産地・素材・年代・作者など、さまざまな観点から総合的に判断されます。
「相見積もり」か「オンライン査定」を利用してみましょう。
詳しくはこちらをチェックしましょう。
もしも証紙(しょうし)があれば、着物と合わせて査定に出すことで査定額が高くなります。
(証紙とは、着物の価値を証明する紙のことです)
ほかにも、保存方法に気をつけるなど、着物を高く売るためのポイントがあります。詳しくはこちらをチェックしましょう。
いいえ。
買取店の査定スタッフが実際に見てみなければ、着物の状態などがわからないからです。
いいえ。
同じ買取店であれば、買取方法によって査定額が変わることはありません。
成約
買取方法によって異なります。
一般的に、出張買取・店頭買取はその場で現金手渡しとなっていて、宅配買取では後日振込です。
いいえ。
査定金額に満足できなかった場合は、キャンセルをすることができます。その場合、キャンセル料や査定料もかかりません。
ただし、宅配買取のキャンセルの場合、返送料は本人負担となっています。
その他
買い取られた着物は、メンテナンスが施されたうえで、“再販”をされるのが一般的です。
大手の買取店では、海外の販売経路で再販するところもあります。
ほかにも、「状態が悪いものはハギレを用いて新しい小物にアレンジする」という対応をとっている買取店もあります。
買取店ごとの対応内容や、査定内容の量によって異なります。
目安として、早くて15分程度、遅くて30分以上と考えましょう。
出張買取に関するQ&A
出張買取の利用条件
買取店によって異なります。
全国に出張可能な買取店もあれば、一部の地域に限定している買取店もあります。
また、そもそも出張買取に対応していない買取店もあります。
申込
はい。
申込時に伝えていなかったものを当日査定に出しても、問題ありません。
はい。
ただし、買取店によっては、出張買取の査定品数に最低限の数を設定しているところがあります。その場合は、最低限の数に達成しているかを確認しましょう。
はい。
当日は、申込をした本人が査定に立ち会う必要があります。
はい。
申込時に希望の日時を提示し、買取店側の都合と調整するかたちになります。
※すでに予約が埋まっていることもあるため、第1希望の日程が必ずしも確保されるとは限りません。
買取店によって異なります。
大手の買取店であれば土日や祝日でも対応OKとなっています。
なお、年末年始はどの買取店も休業としていることが多いです。
買取店によって異なります。
朝9:00〜夕方18:00、または朝10:00〜夕方18:00で出張買取をしている買取店が多いです。
手数料
はい。
基本的にはほとんどの買取店が、出張買取に関するすべての手数料(出張料・査定料・キャンセル料など)が無料となっています。
査定・支払い
買取店によって異なります。
ただし、基本的には部屋まで上がらず、玄関先で査定を済ませる買取店が多いです。
訪問する査定スタッフは基本1名となっている場合が多いです。まれに、2名ほどで訪問する場合もあります。
買取店の方針や、査定品の量によって異なります。
出張買取の査定金額は、査定当日、その場で現金で支払われます。
※ごくまれに、後日の振込となる買取店もあります。
キャンセル
はい。
電話で問い合わせをすれば、キャンセルや日程変更が可能です。
いいえ。キャンセルや日程変更で手数料はかかりません。
はい。査定金額に満足できなかった場合、その場でキャンセルが可能です。
その場合、キャンセル料金も発生しません。
店頭買取に関するQ&A
申込
買取店によって異なります。
予約必須としているところもあれば、予約せずに直接来店して良いことになっているところもあります。
はい。
店頭買取に申込をする場合、申込時に査定品の内容を聞かれますが、その際に伝えていなかったものを当日査定に出してもOKです。
買取店によって異なります。
また、同じ買取店でも、支店によって営業時間が異なりますから、注意が必要です。
査定・支払い
店頭買取の査定金額は、査定当日、その場で現金で支払われます。
※ごくまれに、後日の振込・来店となる買取店もあります。
キャンセル
はい。査定金額に満足できなかった場合、その場でキャンセルが可能です。
その場合、キャンセル料金も発生しません。
その他
違いはありません。
どちらも、店舗を訪ねて査定を受ける方法を指します。
買取店によって、「店頭買取」と呼ぶところと、「持込買取」と呼ぶところに分かれています。
宅配買取に関するQ&A
宅配買取の利用条件
はい。
全国展開の買取店であれば、沖縄県や離島からでも宅配買取が利用できます。
ただし、発送の方法が他地域と少し異なる場合があります(「ゆうパックで送ってください」など)。
はい。
ただし、買取店によって対応が異なる場合もあるため、その場合は一度買取店側に問い合わせをして、問題ないかを確認しておくと安心です。
申込
はい。ほとんどの買取店で、宅配買取は申込必須となっています。
手数料
はい。
ほとんどの買取店で、送料は無料(買取店側が負担)となっています。
つまり、発送の際は着払いで送るかたちになります。
梱包・発送
酒類・割れ物・古銭類は発送不可となっている買取店が多いです。
買取店に連絡を入れたうえで、追って入れ忘れたものを送りましょう。
買取店によって異なります。
伝票は用意してくれる買取店がほとんどですが、その後の集荷は自分でしなければいけないことが多いです。
下記の3つです。
● 査定してもらいた品
● 本人確認書類のコピー
● 申込書・依頼書など、買取店側が指定する必要書類
買取店によって異なります。
無料でダンボールを発送してくれるところもあれば、自分でダンボールを用意しなれければならないところもあります。
買取店によって異なります。
各買取店の公式サイトを確認しましょう。
ダンボールのサービスがある買取店は、何パターンかのサイズのダンボールを用意しています。
公式サイトに、それぞれの箱のサイズが記載されているため、着物の枚数や、査定品の内容をふまえて、自分に合う箱を選びましょう。
もしも自分で判断がしづらい場合は、買取店に問い合わせをすれば、適切な箱を用意してくれます。
買取店によって異なりますが、ほとんどの買取店では伝票を郵送してくれます。
たとえば「無料宅配キット」を発送している買取店であれば、キットのなかに伝票も入っています。
また、自分でダンボールを用意するような買取店であっても、伝票だけを郵送してくれるところもあります。
買取店によって異なります。
大手では、宅配業者を指定しているところが多いですが、買取店によっては「どの宅配業者から発送してもOK」としているところもあります。
査定・支払い
電話またはメールで知らされます。
銀行口座に振り込まれます。
まれに、現金書留として郵送される買取店もありますが、基本は銀行振込と考えましょう。
はい。
申込者本人の名義になっている口座に振り込まれることになっています。
申込書に、口座情報を書き込む欄を設けている買取店が多いです。
その欄に口座情報を記入し、発送するかたちになります。
まれに、成約となったあとになってはじめて、電話で振込情報を聞かれるというパターンの買取店もあります。
いいえ。
基本的にはどの買取店も、普通預金の口座への振込となっています。
キャンセル
返送してもらうことができます。
この場合キャンセル料金はかかりませんが、返送料は本人負担となる買取店が多いです。
返送してもらうことができます。もしくは、もしも処分に対応している買取店であれば処分してもらうこともできます。
この場合キャンセル料金はかかりませんが、返送料は本人負担となる買取店が多いです。返送の詳細なルールについては、こちらをチェックしましょう。
お住まいの地域と、買取店の場所の距離によって異なります。
買取店によって、対応が異なります。
箱のサイズや、買取店からご自宅までの距離によって返送料が異なります。
トラブルに関するQ&A
「知らない買取店からセールスの電話や、訪問営業が来た」ということがあります。
優良な買取店は、しつこい営業は行いません。そのため、悪質な営業をしてくる買取店では、絶対に不用品を売らないようにしましょう。
買取店に直接問い合わせをしてみましょう。
買取窓口とは別に、「お客様相談室」の窓口を設けている買取店もあります。
各買取店では、すべての個人情報データを法規制を遵守して保護しています。
詳しくは、それぞれの買取店の公式ページに掲載されている、個人情報に関する方針を確認しましょう。
お問い合わせ
上記のQ&Aのほかにも、着物買取に関してご不明な点がありましたら、こちらのフォームからご連絡ください。
この記事のなかで、新たなQ&Aとして掲載させていただきます。
着物買取店選びに迷ったら、本サイト認定の優良出張買取店をおすすめします。
優良買取店の出張買取なら… |
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ここからは、本サイトの独自の評価基準で★3.5以上を獲得した出張買取店を19選紹介します。