今回ご紹介する着物買取店は、『たんす屋』です。
サービスの特徴や口コミでの評判などについて、詳しく調査したところ、多くの買取業者とは異なる特徴があることがわかりました。
着物買取店『たんす屋』の基礎情報
- 着物専門の買取店
- 委託販売もあり
- 値段がつかなかった着物は無料で処分
| 買取方法 | 出張 | 持込 | 宅配 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| ◯ | ◯ | ◯ | 委託販売 | |
| 買取エリア | 出張 | 持込 | 宅配 | その他 |
|
首都近郊、 関西一部 |
全国77店舗 | 全国 | ー | |
| 買取額の支払い方 | 出張 | 持込 | 宅配 | その他 |
| その場で現金払い | その場で現金払い | 後日銀行振込 | ー | |
| 手数料 |
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| 営業時間 |
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| 買取対象 | 着物（絹製着物の買取が中心） | |||
| 未成年からの買取 | ✖️ | |||
| 運営会社 | 東京山喜株式会社 | |||
| 公式ページ | たんす屋 | |||
『たんす屋』の特徴を詳しく
基本情報を押さえたところで、次は『たんす屋』の特徴をより詳しく説明します。
①着物専門の業者
多くの買取業者が着物以外の品（ブランドバックや古銭など）も対象にしているのに対して、『たんす屋』は着物に特化した業者です。着物業界に長く携わったベテランの査定人が、寸法・汚れの有無・地色などを考慮した上で買取価格を決めています。
1961年設立の老舗企業が運営しています。『たんす屋』の合言葉は「リユース」。環境への配慮を重視しています。
また、着物文化の魅力を伝える役割もになっており、買取だけでなく、着物のメンテナンスや預かり、教室、帯を簡単に巻くための便利グッズの販売など、様々なサービスを行なっています。
さらに、買取という方法とは別に、着物の「委託販売サービス」があるのも、「たんす屋」のユニークな点。委託販売とは、リユース後に販売され、その売り上げがあなたのもとに振り込まれるというものです。
販売価格は、あなたと『たんす屋』との話し合いで決定。その後、あなたの着物は、丸洗い・殺菌・抗菌・消臭加工をし、シミ抜き・検針・プレス等の作業工程を経て、キレイに生まれ変わり店頭に並びます。
売却され次第、あなたの銀行口座に販売価格が振り込まれます。売却されるまでお金は振り込まれませんが、自分の大切にしていた着物が、手入れをされて次の人の手に渡るのは嬉しいですよね。
②選べる3つの買取方法
着物買取の方法には、主に「出張買取」「持込買取」「宅配買取」の3つがあります。『たんす屋』では、これらすべての方法に対応しています。
『たんす屋』では、絹製の着物を中心に買取を行なっています。絹以外の着物は値段がつかないことが多い旨が、公式サイトにて明記されていますので、たんす屋で高額での買取を希望している方は、着物の材質を確認しましょう。
（※）着物の材質には、絹の他にも 麻、木綿、ウール、ポリエステルがあります
10点以上なら対応！『たんす屋』の出張買取
出張買取とは、「あなたの自宅に査定スタッフが来て査定・買取を行う」という買取方法です。
『たんす屋』の出張買取は、概ね全国を対象にしています。
メールの申込フォームかフリーダイヤルで申込をしたあと、査定スタッフがあなたの自宅を訪問し、査定を行います。査定金額はその場で、現金で支払われます。
買取の値段がつかなかった着物は、あなたが希望すれば『たんす屋』側で無料で処分してもらえます。
『たんす屋』で出張買取を申し込む前に、3点、チェック事項があります。
- 売却を検討している着物（小物なども含めて）10点以上あるか
『たんす屋』の出張買取は、小物なども含めて合計10点以上の査定依頼で、初めて、出張に来てもらえます。
公式サイトでは、この「10点」という数字は厳密ではないと添えてありましたが、いずれにせよ沢山の着物（および着物関連の小物）を査定に出したい場合にのみ、利用できる方法となります。数点しか売却検討品がない場合は、下記でご紹介する出張買取以外の方法を検討しましょう。
- あなたのお住まい地域は、「たんす屋」の出張買取エリアに入っているか
『たんす屋』の公式サイトでは、出張買取の対応エリアについて、公式サイトでは下記のように書かれています。
関東地区：東京及び首都圏近郊の神奈川・千葉・埼玉（一部除く）
関西地区：大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀（一部除く）
買取エリアなのか否か、明確になっていない都道府県がありますから、あなたがお住いの地域が出張買取の対象になっているか、まずは電話・申込フォームで確認する必要がありますね。
予約の有無は自由！『たんす屋』の持込買取
持込買取とは、「あなたが買取業者の店舗を訪ねて、品を査定してもらう」という買取方法です。
なお、「持込買取」を「店頭買取」と呼ぶ買取専門店もあります。『たんす屋』では「店頭での買取」という名称です。
『たんすや』の持込買取では、査定後の値段に納得したら、後日銀行口座に振り込まれます。
『たんすや』の持込買取では、予約を事前に取るのがおすすめです。他の来店者と来店時間帯が重なったり、担当者が不在だったりした場合、店頭で預かった後に2週間後に電話で査定結果発表となってしまいます。
「その場で、自分が見ている前で査定をしてもらいたい」という方や、「できるだけ早く査定してほしい」という方は、事前に店舗に問い合わせをしてから向かいましょう。
東京本社（江戸川区臨海町）で買取する場合、必ずその場で査定することが約束されていますが、いずれにしても予約は必要です。
2023年2月現在、『たんす屋』の持込買取に対応する店舗は、東日本に54店舗、西日本に23店舗あります。詳細を知りたい方はこちらから確認しましょう。
基本的には自分で用意！『たんす屋』の宅配買取
宅配買取とは、「あなたが買取業者に査定品を郵送し、査定してもらう」という買取方法です。
他業者の宅配買取の多くでは、箱のなかに〈査定してもらいたい着物〉 〈本人確認本人確認書類 のコピー〉を梱包すればOKですが、『たんす屋』ではこれらのほかに〈買取申込書〉を同封する必要がありますので、注意。公式サイトからPDFでダウンロードし、印刷後、手書きで記入しましょう。
基本的には自分で箱を用意する必要がありますが、10点以上の品を査定してもらいたい方のうち、希望者には無料の宅配キットが送られます。
『たんす屋』の運営会社情報
基本情報
| 会社名 | 東京山喜株式会社 |
|---|---|
| 設立年 | 1961年 |
| 従業員 | 正社員54名、パート職員265名 |
| 資本金 | 48,425,000円 |
| 所在地（本社） | 東京都江戸川区臨海町3-6-4 ヒューリック葛西臨海ビル 5階507 |
| 所在地（西日本営業所） | 京都府京都市下京区五条通室町西入東錺屋町173 高橋第6ビル 7階 |
| 事業内容 |
|
| 古物商許可番号 | 301059904581号 |
東京山喜株式会社の設立は1961年ですが、すでに大正13年から、創業者の中村喜代蔵が京都で呉服卸商を始めていました。
『たんす屋』は歴史ある企業が運営していることがわかりますね。
『たんす屋』1号店は、1991年、船橋でオープンしました。
東京山喜株式会社の事業は、『たんす屋』の運営です。買取だけでなく、販売やレンタル、教室など、着物に関するあらゆる事業を行なっています。
『たんす屋』のコンセプトは、「安い きれい 楽しい」。
不要になった着物を、買取や委託販売、レンタルを通して循環させ、環境に優しい社会を目指しています。
また、東京山喜株式会社は、アンティーク着物の販売を専門とした「Tokyo135°」も運営。原宿本店、新宿アルタ店、町田マルイ店があります。
Tokyo135の旧・渋谷店は、現在は「HAORI NAKAYA」という店名になっています
『たんす屋』の口コミ特集！みんなの評判をまとめました
それでは最後に、『たんす屋』を実際に利用した人たちの生の声をご紹介いたします。たんす屋で査定を行う前の参考にしてみてください！
悪い口コミ評判
そして、それから二週間近く経って、査定結果の連絡がきました。
それでも、家の整理の一環として、不要となっている安価な着物を処分するには最適かと思います。
良い口コミ評判
ですから、他店では引き取ってもらえないようなチープな着物でも、状態が良ければ引き取ってもらうことも可能です。
金額も納得のいく金額だったので私としては満足しています。
『たんす屋』のまとめ
以上、この記事では、『たんす屋』の特徴をまとめてきました。最後に、管理人から あなたに一言。
- 着物の専門家に査定してもらいたい方
- 査定してもらいたい品が10個以上ある方
- 買取値段や買取スピードにこだわらず、じっくり買取に向き合いたい方
- 委託販売や着物メンテナンスなど、着物に関する様々なサービスも楽しみたい方
着物買取店選びに迷ったら、本サイト認定の優良出張買取店をおすすめします。
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ここからは、本サイトの独自の評価基準で★3.5以上を獲得した出張買取店を19選紹介します。
